お寺と葬儀の関係
 

過去の宗旨や宗派は問わない樹木葬儀

自然葬は亡骸を大自然に戻す、このような発想のもとで登場した埋葬方法です。

海や山林などに骨を撒くものは散骨と呼び、火葬した遺骨を行政からの埋葬許可を得ている霊園などに埋葬するのが樹木葬です。

樹木葬を含めたお葬式の事を樹木葬儀といいますが、一般的に納骨は死去しから四十九日を迎えた頃に行われるのが一般的、納骨までの間は自宅などで遺骨を保管することになります。

東京の港区南青山にある青山梅窓院墓苑は、長青山寶樹寺梅窓院と呼ぶ浄土宗のお寺にある墓苑で、一般的なお墓もありますし永代供養墓や樹木葬専用のお墓なども用意されています。

青山梅窓院墓苑の樹木葬は、梅林苑と呼ぶ自然葬の墓苑を用意しており過去の宗旨や宗派が問われないので誰もが利用できますし、寺院の墓地でも檀家になる必要がないので気軽に利用できるのではないでしょうか。

樹木葬儀の場合、樹木が目印になる場所に遺骨を埋葬する形になりますし、粉末の状態にするので他の場所に移すことはできません。

仮に、将来的にお墓を移す考えを持つ場合は樹木葬ではなく有期型納骨壇付き梅林苑がおすすめです。

これは、樹木葬のお墓の近くにある納骨壇が付いているお墓で、納骨堂と同じように遺骨を専用の骨壺ボトルに入れて安置する形になるので移動させたいときなど安心です。

有期型の名称が付いていることからも分かりますが、このお墓は6年と12年のいずれか(延長は可能)から選択をする、期間が過ぎた後は樹木葬のお墓に移されることになります。